フィギュリンの魅力とは?愛され続ける磁器人形の世界

フィギュリン(磁器人形)を知っていますか?
陶磁器製の人形のことをフィギュリンといい、有名な食器ブランドからも販売されています。その繊細で美しい外観は多くのコレクターや美術愛好家を虜にしてきました。

このコラムでは、フィギュリンの世界への理解を深めるために、その定義や魅力、そして世界的に有名なブランドについて探求します。

フィギュリンって何?磁器人形の基本を知ろう

フィギュリンの定義とは?磁器で造られた芸術品

フィギュリンは、磁器を主材料として制作される小さな人形のことです。人形の髪や服、小さな花などの装飾に至るまですべてが磁器でつくられています。
主に装飾用として使用されることが多いですが、中にはコレクターズアイテムとして高い価値を持つものもあります。

フィギュリンの魅力とは?その繊細な美しさに迫る

フィギュリンは制作工程のほとんどが手作業で行われ、熟練のペインターによって絵付けが行われます。ふたつとして同じ表情のないフィギュリンは、大量生産された人形にはないオリジナリティーやあたたかみを感じることができます。

世界を魅了するフィギュリンの有名ブランド

リヤドロ:スペイン発、情感豊かな磁器人形

スペインのバレンシアに本拠を置くリヤドロは、1953年に設立されたフィギュリンの代表的なブランドです。繊細、可憐、美しさ、すべてが揃っているフィギュリンは世界中で愛されています。
代表作として「花屋さん」シリーズがあります。細かい花のひとつひとつまで手作業で作られている人気の作品です。

マイセン:ドイツが誇る最古の磁器ブランド

マイセンは1710年に創業されたヨーロッパ初の磁器ブランドで、そのフィギュリンは極めて高い技術と芸術性を持つことで知られています。歴史的人物のフィギュリンから、ありふれた日常のワンシーンを切り取ったフィギュリン作品、干支やグリム童話まで様々なモチーフのものが作られています。

ロイヤルコペンハーゲン:デンマークの伝統美を象徴するフィギュリン

ロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク王室御用達の磁器ブランドとしても有名です。そのフィギュリンは自然や動物をモチーフにしたものが多く、優しい印象の色合いで人気です。
ロイヤルコペンハーゲンは1908年からイヤープレートを販売していることでも有名ですが、プレートだけでなく「イヤーフィギュリン」も製造しています。

フィギュリンの売却について

リサイクルショップや食器買取店ではフィギュリンを売ることができます。
その際に重要になるポイントとして、「商品のカケ・傷がないか」「色褪せ」「付属品(箱など)の有無」があります。

お董姫TOKYOでは食器の他、フィギュリンも積極的に査定を行っております。
片づけたいフィギュリンがございましたらお気軽にお問合せ下さい。

その他の食器コラム

食器コラム一覧