十四代酒井田柿右衛門 濁手 山つつじ文皿 人間国宝 他 香蘭社 大倉陶園 マイセン 食器など

買取品目
プレート(皿)
ブランド
柿右衛門
シリーズ
濁手 山つつじ文 皿 人間国宝
参考買取価格
80,000
地域
  • 北海道
  • 旭川市
買取方法
出張買取
ご利用満足度
★★★★★(5)

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お客様の声

買取業者を探してたところ、調度出張買取に来てたお董姫TOKYOさんについでに来てもらいました。タイミングも良く来てくれて査定も納得できたので他の香蘭社なども一緒にお願いしました。置いてあった場所もスッキリして良かったです。洋食器も和食器でも何でも対応してもらえて嬉しかったです。すぐに来れるお董姫TOKYOさんは良かったです。ありがとうございました。

スタッフより

柿右衛門の作品の大きな特徴の一つに、『濁手素地』と呼ばれる、柔らかく温かみのある乳白色の素地があげられます。柿右衛門様式の美しい赤絵に最も調和する素地で、1670年代にその製法が完成したと言われています。

しかし江戸中期(1700年代)になると、「柿右衛門様式」に変わり金・赤を多用した「金襴手様式」が色絵の主流となったのに加え、内乱によって下火になっていた中国・景徳鎮磁器の輸出が再び本格化し、オランダ東インド会社による肥前磁器の輸出が減少、江戸幕府による貿易制限等国内情勢の変化も相まって、濁手の製作は一時中断を余儀なくされました。

その後時代は明治、大正、昭和と移り、濁手の復興が待ち望まれる中、十二代柿右衛門(1878生~1963没)はその子十三代柿右衛門(1906生~1982没)とともに長い間途絶えていた濁手素地を復元させるため、柿右衛門家に伝わる『土合帳』等の古文書を基に試行錯誤を重ねます。

そして1953(昭和28)年、ようやくこれに成功し、その技法は1955(昭和30)年3月、記録作成等の措置を講ずべき無形文化財に選択されました。さらにその製陶技術は1971(昭和46)年1月、各工程の特に優秀な技術者で構成される「柿右衛門製陶技術保存会(会長 十三代酒井田柿右衛門)」の設立を機にその保存と育成が図られ、同年4月には国の重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」として総合指定を受けます。

また同保存会は1976(昭和51)年4月、その保持団体として認定され、十三代没後は、十四代、十五代柿右衛門がその技術集団を統率し次代へ引き継ぐリ-ダーとしてその事業を継承、現在に至っております。