竹中浩 ぐい呑 盃 白磁 他 近藤悠三 島田文雄 船木研児 林正太郎 茶碗 食器など

買取品目
和食器
ブランド
その他ブランド
シリーズ
竹中浩 ぐい呑 盃
参考買取価格
6,000
地域
  • 北海道
  • 東神楽町
買取方法
宅配買取
ご利用満足度
★★★★★(5)

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

お客様の声

家の片付けをしてたらいらないぐい呑などがあったのでお董姫TOKYOさんにお願いしました。気持ちよくライン査定していただきすぐに宅配買取してもらえました。電話で言ってた値段より少しプラス査定してもらえて嬉しかったです。まとめて送った茶碗が高査定だったみたいで良かったです。まだいらない骨董品もあるので次回は出張買取でお願いします。

スタッフより

竹中浩さんの陶芸 中ノ堂一信 竹中浩さんは1966年(昭和41)の第13回日本伝統工芸展で白磁壺が初入選して陶芸家としてのデビューを飾った。以来、白磁壺、白い壺、白磁面取鉢などを伝統工芸展に発表し、1971年に日本工芸会正会員、1981年に日本陶磁協会賞を受賞、1996年には京都府指定無形文化財「陶芸」保持者に認定されている。この間、竹中さんは白磁の作家として世人の注目を集めてきた。事実、経歴からみても染付・白磁の名匠近藤悠三氏に内弟子として師事し、磁器制作の基本や陶芸家としての精神を体得しており、その意味では白磁の仕事で頭角を現したのも不思議ではない。だが、壺を取り上げてみても師の近藤悠三の作る白磁壺とは口縁の立ち上がりも、肩から裾へ流れる形体も微妙に違っている。また面取り、縦縞のシノギなどの装飾を施し、白磁の壺と統一感のある形体を生み出しているなど、竹中さん自身の固有の清新な造形感覚が盛り込まれている。 こうした斬新な感覚はその後に展開されてきた染付、色絵などの作品にも表れている。なかでも伝統的な図柄に拘泥せず、新しい文様意匠を開拓する努力を竹中さんは進めてきた。その成果は竹中さんの描く題材の選択に最もよく表現されている。竹中さんの絵付けする草花や鳥類などの図柄は自然の写生から得た模様に基づいており、絵画性に富んでおり明快である。 そして近年では描かれる対象の把握も一層深まり初期の作陶いらい追求している文房具や白磁の領域に加え小品であっても文人的気風を帯びた雅趣を感じさせる染付・色絵作品を発表している。心に染み入る凛とした作品群、そこには一貫して精神性を大切にしてきた竹中陶芸の真髄が見られる。