マイセン「波の戯れ」シリーズとは

概要

マイセンの食器は自然を題材にして生まれたものが数多くあり、「波の戯れ」シリーズもそのひとつです。水面に生まれるさざ波が清冽な印象を与えるレリーフや、花のつぼみや茎を連想させるフォームが大きな特徴です。

「波の戯れ」シリーズは「21世紀のマイセン」を代表するシリーズで、アーティストのグループによって考案されました。 フォームを考案したのは、現代マイセンの造形の旗手といわれる「ザビーネ・ワックス女史」です。幾何学的で繊細なレリーフをひとつひとつ正確に手でカットして、母型を作成しました。
波のようなレリーフを考案したのは、マイセンのデザイナー「ヨルク・ダニエルチュク」です。湖を渡る風によって水面にさざ波がたつ姿を、輝く白磁にとらえています。彼の指導のもとで、熟練した職人達が調和のとれた波型レリーフを効果的につけていきました。

波の戯れの特徴は美しさだけではありません。カップの飲みやすさなど実用性においても優れていて、「用の美」を感じさせます。

バリエーション

波の戯れにはレリーフの入ったものと、レリーフの入っていない「波の戯れピュア」、和食やエスニック料理を引きたてるデザインの「波の戯れ エスニック」、波の戯れをより実用的にデザインした「波の戯れ ブルーメ」などの種類があります。「ブルーメ」とはドイツ語で「花」のことで、蓋のつまみや全体の形状が丸みを帯びたデザインが特徴です。

お董姫TOKYOでは波の戯れをはじめ、マイセンの食器を積極的に査定いたします。
片づけたい食器がございましたらお気軽にお問合せ下さい。

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