大倉陶園「ブルーローズ」とは

概要

大倉陶園の「ブルーローズ」は、大倉陶園を代表するシリーズの一つです。「セーブルのブルー、大倉のホワイト」と称されるほど美しさに定評のある白磁に、引き込まれるようなコバルトブルーのバラ、さりげなく施された縁取りの金彩が上品かつ高貴な印象をあたえます。

コバルトブルーのバラは大倉陶園独特の技法「岡染め」で描かれています。本焼成した白生地にコバルト絵具で絵付けをし、再度1460度の高温で焼成します。この間コバルトの青色は釉薬と柔らかに融合し、深みと優しさを加えながら美しい文様を作り上げます。ブルーローズは岡染めで描かれたバラの深みがあり美しいグラデーションを堪能できます。

バリエーション

ブルーローズには、「8011」と「8211」の2パターンの絵柄があります。

8011

ブルーローズ(8011)には、数輪のバラにしなやかな枝が伸びる姿が描かれています。
器は「リムシェイプ」と呼ばれる、エレガントなスタイルが特徴のデザインが採用されています。

ブルーローズ(8011)には「技法シリーズ」と呼ばれるものがあります。大倉陶園の熟練した職人が一つひとつ手描きで作る、より豊かな深みのある表情を見せる特別なシリーズとなっています。

8211

ブルーローズ(8211)は一輪のバラを大胆に配したデザインです。
器はクープシェープが採用されていて、カジュアルな印象となっています。

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